ダイワのスティーズリアルコントロールS65ML-SVは、表層からボトムまで多様な釣りに対応するバーサタイルモデルです。このロッドは、中量級ルアーを扱う際に特にその能力を発揮し、S61L-SVモデルの基本性能を継承しつつ、より幅広い用途に対応するように設計されています。特にPEラインの使用において、0.8〜1号のラインがマッチし、キャスト性能やルアーの状態を感じ取る感度、操作性に優れています。ティップは硬めでありながら、フッキング後にはバットまで曲がり込む柔軟性を持っています。このロッドの長さは6フィート5インチに設定されており、枝にラインを掛けたり魚を誘う際の操作性やフッキング性能の向上を目指しています。
技術的な面では、AGS（エアガイドシステム）、SVF COMPILE-X nanoplus、X45フルシールド（X45コブラシールド）、CWS（カーボンラッピングシステム）、ZERO_SEATなど、先進のテクノロジーが採用されています。これらの技術は、ロッドの感度、操作性、耐久性を高めるのに貢献しています。
S65ML-SVは、S61L-SVの「兄貴分」として位置づけられており、より長く、より強い特性を持っています。テーパーはレギュラー寄りのファストで、張りがありながらも深くスムーズに曲がり込むため、応用が利きやすくなっています。プロアングラー藤田氏によれば、このロッドは「ライトパワーフィネスロッド」であり、S68MH-SV（パワーフィネスロッド）の弟分でもあると述べています。また、米国のプロバスフィッシング大会での使用経験から、このロッドとリールの組み合わせに対する信頼感は非常に高いと評価されています。
最終的には、S65ML-SVは1号前後のPEラインを使用する釣り全般にマッチする汎用性の高いロッドと言えます。ライトパワーフィネスやエラストマーフロッグなど、さまざまなルアーやテクニックに対応し、競技での貢献度も非常に高いと評価されています。このロッドは、使えば使うほど信頼が増す、完成度が非常に高い一品として、プロアングラーからも高く評価されているのです。
スティーズリアルコントロールS65ML-SVのインプレ情報
ダイワからスティーズリアルコントロールS65ML-SVのインプレ動画が公開されています。
コメント